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砂焼きについて

2012.11.22
砂焼きについて

弊社では、鋳物のシェルの中子を除去するための砂焼きも行っています。

砂焼きの場合は電気炉の中に砂が落ちるため、その除去作業が大変ですが、ご依頼もいただいています。

熱処理をするときには、加熱や保持の時間が砂の量によって変わりますので、最初は試験的に行って確認をされた方が良い場合があります。だいたい、480~500℃で3~5時間ぐらいその温度を保持することでうまく砂が落ちるようです。

そして、熱処理後に砂の色が白くなってサラサラと落ちればいいのですが、ところどころに黒いままの状態が残っていて、製品の奥の方まで落ちていないような場合には、温度や保持の条件の見直しが必要になります。

砂焼きの場合、熱処理後に砂の残り具合の確認を弊社でするかどうかについても、打ち合わせをさせていただいています。通常は、やはり弊社で1個1個確認をしながら出荷準備をする場合が多くあります。

また、砂焼き後にそのままT6処理を行う場合もあります。

アルミニウムに関する熱処理のご依頼を多数いただいておりますので、ご質問等はいつでもお気軽にご連絡をいただければと思います。

よろしくお願いいたします。