2022.08.03
材料や製品の切断について
アルミニウムの熱処理を行った後で、硬さの測定がやりにくい形状のものや製品内部の硬さを測定したいときなどに製品を切断する場合があります。
弊社では、バンドソーで切断をおこなっていて要望によっては材料の切断も可能です。
また、鋳物の製品で湯口の切断をしてから熱処理をしてほしいという依頼をされるお客様もいます。
その場合は、バンドソーで切断した後にディスク・グラインダーで仕上げをおこないます。
一般的には、湯口を切断した製品を熱処理し、その後に切削加工をする工程になりますが弊社にて行う場合もあります。
硬さ測定については、製品によって熱処理前か熱処理後に切断をするかを決めております。
切断をする目的は、製品の切断面を測定する為であったり、形状的に平らな面がなかった場合などです。
しかし、切断等で硬さ測定をすると製品を1個か2個使用不可の状態にしてしまいますので、同じ材質のテストピース等を使用して、製品を切断しない方法に切り替える場合もあります。
アルミニウム熱処理でご質問等ありましたら、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。