2022.09.28
アルミ熱処理の製品について
アルミニウムの熱処理を行うときに、変形についてよくお問い合わせがあります。
溶体化処理の時に、鋳物は変形が出やすくなります。鋳造品については、形状によりますが、変形が少ない場合がほとんどです。
形状によりますが、厚みが薄い場合には、変形することが多くなります。
熱処理をする時の製品の置き方ですが、板状の場合には、縦置きにすると変形が少なくなると言われています。
実際に熱処理を行ってみないとわからないこともあるので、置き方を工夫して変形が最小限になるようにしています。
熱処理後に切削の工程があって、多少変形しても大丈夫な場合は良いのですが、切削をしない場合は変形をしない置き方を探すために、事前にご相談させていただければと思います。
溶体化処理後にハンマー等で叩いて修正する矯正作業も行うことが可能ですので、それについてもご相談させていただければと思います。
アルミ熱処理について、何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
よろしくお願いいたします。