2023.03.08
実体(実態)測定について
先日、アルミニウム製品のT6熱処理の実体測定をお願いしたい。とお客様からご連絡をいただきました。そのお客様は、今までに様々な温度条件・冷却方法で実体測定をさせていただきました。
水冷却は、お客様によって「水温を低くして欲しい。」や「上がるだけ水温を上げて欲しい。」など様々です。弊社には、大きくはないですが移動式のエアブロー装置もございますので空冷にも対応が可能です。
通常、実体測定を行う場合は、弊社のロガーを使用し、製品に熱電対を取付け測定を行い、そのデータを後日、お客様にお渡しをしております。
先月もT5熱処理の実体測定を行いましたが、製品に熱電対を取付けた状態で入荷し、お客様所有のロガーを使用し、測定もお客様が行いました。弊社は、使用する日数、熱処理炉を使っていただき、フォークリフトでの炉の出し入れ、製品の載せ替えをお手伝いさせていただきました。
弊社は、実体測定の立会いやお客様が実体測定を行うお手伝いなど、大歓迎ですので「水冷却の時だけ立会いをしたい。」「自分たちで製品の準備や測定をしたいので熱処理炉を数日、使用したい。」などご要望がございましたら、いつでもご相談していただければ幸いです。宜しくお願い致します。
(記事作成 堀越)