2023.03.29
熱処理炉と治具の寸法について その①
皆様こんにちは。
桜の花が北関東でもずいぶん開花し春が訪れたと実感する今日この頃です。
さて今回の内容は、「製品が熱処理炉に入るか知りたいので、寸法を教えてほしい」とお問い合わせが、よくありますので、
寸法について説明致します。
熱処理炉と治具の寸法について代表的な炉と治具の説明をしたいと思います。
弊社で最も使われている炉が、大型丸炉になります。
大型丸炉は気流式電気炉で、寸法は Φ1,400×H1,750mmとなります。
よくお客様から、「真空ですか?」とお問い合わせがありますが、真空炉ではなく気流式になります。
そして、この炉で熱処理を行う為には治具が必要になります。
その代表的な治具として、4段バスケットがあります。
因みに弊社では、この炉で使用する治具をバスケットと呼んでいます。
このバスケットの寸法ですが、1段の寸法Φ1,190×H400mmでこれが、4段構成になっています。
実際には治具の内径がもう少し小さくなります。
1段が約Φ1130×H300mm位の大きさです。
この他にも治具が数種類ありますので、また投稿していきたいと思います。
熱処理などで気になることが有りましたらお問い合わせ頂ければ幸いです。
(記事作成 丸山)