2022.03.09
測定機器について
アルミニウムの熱処理において、測定機器は、温度管理・時間管理・硬さ測定・矯正作業における寸法の測定があります。
温度管理は、炉内温度を測定する熱電対、温度計によっておこなわれ記録計に記録されます。
正確に温度が測定され、それによって設定温度に保持されるようにコントロールされる必要があり、その記録にも正確さが要求されます。
硬さ測定についても、測定機器が正確でなければ、製品の合否判定が間違った結果になってしまいます。
それぞれ、決まった周期で点検・調整・校正がおこなわれます。
硬さ試験については、週次点検で確認をおこなっています。
毎週行う硬さ試験機の点検方法は、標準試験片と呼ばれる基準片を測定して機械の表示が正しいかどうかの判断をします。
定期的に測定機器をチェックすることで、精度の高い熱処理を行うことが出来ると考えております。
アルミニウム熱処理について、ご不明な点などございましたらお気軽にお問い合わせいただれば幸いです。