2025.01.22
専用治具について
弊社でアルミニウムの熱処理を行うときには、専用のバスケットを使います。
その中に、お客様からお預かりしたアルミ製品を並べて、それから熱処理を行います。
熱処理が終わると、バスケットの中から製品を取り出してから梱包して出荷しています。
その専用バスケットですが、アルミ製品の形状によっては数量があまり入らない場合があります。
円柱と立方体の2種類ですが、専用治具を作って並べたほうが数量を多く入れられるようなときには専用治具を製作する場合があります。
また、熱処理時の高温による変形や荷重がかかる場合の変形を防止するときにも専用治具を使ったりしています。
専用治具はお客様持ち込みの場合もありますし、弊社の社内で製作することもあります。
いずれにせよ、コストがかかることになりますので、量産の場合や費用をかけられるような試作品の熱処理を行うときがほとんどです。
簡単な溶接で作れるようなものにつきましては、それほど費用はかからずに製作することも出来ますので、ご相談いただければ幸いです。
熱処理治具のこと以外でも、アルミニウムの熱処理に関してのご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。
(記事作成:森)