2013.03.28
特殊な素材の熱処理について
弊社はアルミニウムの熱処理を専門に行なっていますが、アルミニウム以外の熱処理の依頼を受けることがあります。
電気炉の設備は、だいたい550℃ぐらいまで温度を上げて保持することが出来ますので、その条件に合う製品であれば熱処理は可能です。
プラスチック、ガラス、コーティング、ビニール、コンクリート等々の熱処理のご依頼もお受けいたしました。製品の加熱の試験として使用されたり、お客様の設備が修理・点検中のためにご依頼されることもあります。
電気炉の中に、どのように製品を並べるかの相談をさせていただき、実体試験を行うかどうかなどについて事前に打ち合わせをさせていただいています。
また、お客様が製品を取り扱って熱処理用の治具に並べることもあります。炉の中に入れるときには弊社のスタッフが行いますが、その作業に立ち会われたり、写真を撮ってお送りする場合もありました。
また、アルミニウムに関しても特殊な配合の合金の熱処理をすることもあります。その場合には指定の温度と保持時間があれば、その通りに熱処理を行います。
「素材に熱を加える」
という要望に色々と応えていくことが出来ますので、ご相談いただければ幸いです。