2015.02.04
専用治具の設計について
弊社では、お預かりさせていただいたアルミ製品は熱処理用バスケットに入れてから熱処理炉にセットします。
熱処理用のバスケットは色々な種類がありますが、製品によっては既存のバスケットに入れると数があまり入らなかったり、変形する可能性がある場合があります。
そのようなときには、バスケットの中に製品がうまく入るような治具を作ったり、バスケット自体を一から設計して製作することもあります。
形状はバスケットというよりも棒を組み合わせて製品を吊り下げるようにしたものだったり、いくつも積み重ねが出来るような形状だったりしますが、それにより1回の熱処理の量を増やしたり変形を防止することができます。
製品によっては、事前に1個ずつテストをして変形などを確認した後に治具の設計を行うこともあります。
色々な条件を考えながら、ベストの熱処理をお客様と相談しながら行っていきます。
温度条件や熱処理方法など、弊社のノウハウなども交えながら進めていきますので、もしアルミニウムの熱処理で相談したいことなどがございましたら、いつでもご連絡をいただければと思います。
相談やお見積りは無料ですので、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。