2012.02.24
ご注文と関係なく、ご質問等はお気軽にどうぞ。
たまにお問い合わせがあり、アルミニウムの熱処理についての質問を受けることがあります。
同業者の方だったり、すでにどこかの熱処理業者様にお願いしているところだったり。
あるいは、図面にT5、T6などの質別記号があるが教えて欲しいとか、他にも色々とあります。
場合によっては、実際の状況を見てみないとわからないこともありますが、お話をさせていただいております。
メールはいつでも送っていただいて大丈夫です。返信はだいたい1日以内でお送りするようにしております。
電話の場合には、担当者が不在の場合には折り返しお電話をさせていただきます。
ご質問等は、いつでも受け付けておりますので、ご利用していただければと思います。
2012.02.16
ブリネル式とロックウェル式
硬さの測定について、以前のブログで書きましたが、補足いたします。
http://www.al-ace.co.jp/2011/11/post-72.html
弊社での硬さ測定は、ブリネル式とロックウェル式の2種類です。
どちらを使って測定するかというのは、だいたい次のようなポイントがあります。
1.製品の形状によって測定できない方式がある。
2.測定可能な硬さの範囲が異なる。
3.今まで測定していた方法を継続する。
4.ロックウェル式の方が測定跡が目立たない。
5.表面の粗さによって、測定のやりやすさが異なる。
硬さの換算表もありますので、どちらで測定しても測定単位を揃えることが可能です。ただし、換算できない範囲もあります。
特に指定の無い場合には、こちらで測定方法は最適なものを考えますが、指定があるときには御連絡をいただければ対応いたします。
よろしくお願いいたします。
2012.02.09
焼鈍の炉冷について
アルミ熱処理の焼鈍(焼きなまし)は、約350から420℃ぐらいで材質によって変わります。
通常は硬さを軟らかくすることが目的で、その後に鍛造を行ったりそのまま使用したりします。
加熱してキープした後は、炉の中でだいたい200から260℃ぐらいになるまで冷めてから取り出します。
製品によっては炉内の冷却スピードも重要になりますが、目的の硬さによっては炉の扉を少し開けて熱を逃がし、少し早めに冷却しても大丈夫な場合があります。
また、300℃ぐらいでサンプルとして1?2個を炉内から取り出して測定し、軟らかくなっているようであれば炉から出して放冷する場合もあります。事前にサンプルを測定するやり方の場合には、製品が暖かいと硬さ測定値は若干軟らかめに出ますので注意は必要です。
このような方法を色々とやるのは、やはり長時間の熱処理はコストと納期の問題で、早く熱処理ができれば費用も安くなるというのが理由です。
焼鈍の場合にも、事前に最適な条件出しを行うことでコストや納期を見直すことが可能です。
よろしくお願いいたします。
2012.02.02
アルミエース(株)の紹介ビデオを作成いたしました。
アルミエース(株)の業務内容を紹介するビデオを製作いたしました。
こちらでご覧いただけます。再生すると音声が出ますので、事前にボリュームの確認をお願いいたします。
ファイルはMP4形式ですが再生方法にFLASHを使用しているため、iPhoneやiPadではご覧いただけません。その場合には、直接ファイルを読み込んでいただければ見ることが可能です。
クリックしますと、いきなり始まって音声も出ますのでご注意願います。
http://www.al-ace.co.jp/ala/ala.mp4
近いうちにトップページに掲載する予定です。
WEB公開用に圧縮率を上げていますので、高画質版をDVDに入れて配布することも考えています。
今後ともよろしくお願いいたします。