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アルミニウムの板の熱処理について

2012.06.28
アルミニウムの板の熱処理について

アルミニウムの板の熱処理で、変形が起こるのは主にT4やT6になります。

T5の場合は、「応力除去」の目的がありますので変形が起こりますが、目に見えるレベルでの変形はありません。

焼鈍(焼きなまし)の場合には、軟らかくなりますので乗せている台などが曲がっていると、変形する場合があります。

板の熱処理の変形は実際にやってみなければわからないのですが、厚さが5ミリ以下の場合には大抵の場合、変形します。

どのように炉に入れるとどのように変形するかは、色々なパターンがあります。また、リブが入っていたり角が折り曲がっているような形状ですと変形は少なくなります。

アルミ板の変形への対処法として、鉄の板で挟むこともありますが、それでも変形は起こります。

場合によっては、水で冷却をした直後にハンマーで叩いて修正しますが、精度はそれほど精密ではありません。

どのような規格のアルミ熱処理を行うのか、事前にご相談を受けておりますので、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。

2012.06.21
部門長の共有メールにつきまして

弊社では、生産部門・技術部門・品質保証部門の各部門長がおりますが、このたび、メールアドレスを統合いたしました。

理由は、不在時にも迅速に対応させていただくことと、各部門長で情報を共有するためです。

弊社はアルミニウムの熱処理を行っておりますが、各部門で連携をとりながら仕事を進めておりますので、そのようにさせていただきました。

お客様には、その都度ご連絡いたします。

また、今までのメールアドレスからも転送する設定にしておりますので、今まで通りにご連絡していただければ幸いです。

ご不明な点などございましたら、いつでもお問い合わせをいただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

 

2012.06.14
砂焼き後の砂の処理について

弊社では、アルミニウム鋳物の砂焼きも行っております。

砂焼きを行うと炉の中に砂が落ちてきますので、それを定期的に掃除いたします。

その砂につきましては、そのままお渡しするか、あるいは弊社で産業廃棄物として処分させていただいております。

費用につきましては、その都度お見積をさせていただいています。

また、産廃業者からのマニフェストにつきましては、ご要望があれば対応しております。

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせいただければと思います。

 

2012.06.07
アルミニウムの無料研修も行っています。

弊社では、メーカー様のアルミ熱処理担当者の技術研修も受けています。

また、アルミニウム熱処理に関するISO9001の取得アドバイスも可能です。

技術的なこととしては、例えば下記のような事項があります。

1.実体試験のやり方

  熱電対素線の扱いと、温度測定誤差について。

  ワークへの取り付けを穴をあけてしっかりと固定する方法。

  データ集計とグラフ作成について。

2.アルミニウム製品の硬さ測定のポイント。

  測定時の製品の温度と硬さについて。

  ロックウェルとブリネルの違いについて。

  1回の熱処理で、どのくらいの数の抜き取り検査をするのが適切か。

  測定しにくい製品の硬さ測定について。

  標準試験片の扱い方。

  硬さ測定の「工程能力指数cp」について。

3.炉内へのワーク投入時に温度分布をよくする方法。

4.水槽の管理と温度について。

等々です。ご興味をお持ちいただけましたらお気軽にお問い合わせしていただければと思います。