ゴールデンウィークの営業日について

今年のゴールデンウィークは、弊社は５月３日（金）～６日（月）をお休みさせていただく予定です。

４月２７日（土）や４月２９日（月）は出勤日となっています。

アルミニウムの熱処理の緊急なご依頼がございましたら、早めにご連絡をいただければなるべく対応するようにいたします。

休み期間中の納品・出荷につきましても、ご要望がございましたらお問い合わせをお願いいたします。

よろしくお願いいたします。

ISO９００１：２００８では、熱処理を社外に依頼する場合には管理をすることを要求しています。弊社は、アルミニウムの熱処理をメーカー様から委託されていますので、色々なお客様が監査にいらっしゃいます。

１個、２個の製品であっても、熱処理は品質に重大な影響がある工程ですので、監査が必要な場合にはぜひご来社いただければと思います。

対訳　ISO9001:2008(JIS Q 9001:2008)　品質マネジメントの国際規格　財団法人　日本規格協会　発行　より引用します。

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要求事項に対する製品の適合性に影響を与えるプロセスをアウトソースすることを組織が決めた場合には、組織はアウトソースしたプロセスに関して管理を確実にしなければならない。これらのアウトソースしたプロセスに適用される管理の方式及び程度は、組織の品質マネジメントシステムの中で定めなければならない。

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弊社はISO9001:2008の認証を取得しておりますので、熱処理の手順は確立しております。そして、どのような管理でどのように熱処理を行うかということについて文書の提出や説明等も行なっております。

工程監査は、メーカー様の独自のチェック項目で監査される場合もあります。また、直接来社される場合と、チェック事項の用紙を弊社で記入して提出する場合もあります。

近年は、毎年必ず来社されて工程等の確認をされるメーカー様が増えてきています。

工程監査について、ご不明なことなどがございましたらお問い合わせをいただければと思います。

よろしくお願いいたします。

弊社には、おかげさまで毎週必ず御見積のご依頼をいただいております。もちろん、全部が決まるわけではありません。すぐにご依頼をいただくものもあれば、１～２年後に動き出すという場合もあります。

御見積は、材質や処理量によって単価も変わります。例えば、A7075は熱処理の時間が長いために割高になっています。また、１回に熱処理を行う量は、弊社で使用している電気炉が数種類ありますので、どの熱処理炉を使用するかでも変わってきます。

１番小さな丸型炉は、だいたい１回の熱処理で300ｋｇぐらい、標準の丸型炉は１トンぐらいの処理量が目安になります。

形状がメンコ状やブロック状の製品はたくさん入りますが、大きなパイプなどは１回の熱処理の総重量は少なくなります。

そのため、基本的には重量計算で御見積をいたしますが、１回の熱処理でどのぐらいの量ができるかによって価格が変わってきます。

また、キズや打痕に注意したり、小さなロット単位のものを１度に熱処理したり、梱包の状況などによっても御見積の金額は変わります。

運賃に関しては、お近くの会社と遠い会社では変わってきますので熱処理費用には入れずに別途で御見積をさせていただいています。

指定業者様や持ち込みでのご依頼など、ご希望がございましたらどのような形でも対応させていただいております。

少量や短納期、休日中の熱処理など、色々なご要望にお応えできるようにしておりますので、お気軽にご相談をいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

アルミニウムの熱処理の資料を見てみますと、近年は溶体化処理の温度の記載はあるものの保持時間に関する記載は無いものが多くなっているようです。

時効硬化処理については温度も保持時間も記載されています。

溶体化処理の保持時間については、AC4Cは約８時間という資料がありますが、お客様によっては３～４時間の保持時間を希望される場合があります。また、９時間保持するとどうなるかというと、製品には問題が無い場合があります。

時効硬化処理については、保持時間が短いと十分な硬さが得られなかったり、逆に長い場合には過時効になってしまいますので、温度と時間は製品への影響は大きくなります。

基本的には、弊社はAC4Cの溶体化処理は実体で８時間の保持を行いますが、お客様ごとの製品の仕様によって要望がある場合には変更することも可能です。

アルミニウムの熱処理をするときに、どのように並べて、どのように過熱するかなどは熟練した技術を持つ弊社スタッフにお気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。