2016.05.25
アルミのT4熱処理について
最近、材質は違いますが、アルミのT4熱処理の製品の入荷が続きました。
T4熱処理の目的は、機械的性質の向上・耐食性の向上などです。T4熱処理は、溶体化処理で水冷を行なった後、人工時効処理を行なわずに自然時効させる方法です。また、材質によっては、溶体化処理の
後、水冷ではなく、空冷の場合もあります。自然時効というのは、特に何もしない状態です。この場合、時効硬化は、時間と共にゆっくりと行なわれることになります。
アルミの熱処理は、目的に応じていろいろな種類があります。弊社では、アルミの様々な熱処理に対応しておりますので、ご相談等がございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。
宜しくお願いいたします。