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砂焼きについて

2017.01.18
砂焼きについて

弊社では、鋳物の中子を除去するための砂焼きも行なっております。

今週もお客様から砂焼きの依頼がありました。中子とは、中に空洞がある鋳物を造る時に空洞にあたる部分として鋳型の中にはめ込む砂型です。

砂焼きの場合、炉の中に砂が落ちて溜まるため、処理後に炉内の掃除を行います。その砂につきましては、そのままお渡しするか、弊社で処分させていただいています。

熱処理をする時には、温度や処理時間が砂の量によって変わります。480℃~500℃で3~5時間くらいで処理をすることで上手く砂が落ちています。

熱処理後に砂の色が白くなっていて落ちればいいのですが、場所によって黒いままの状態が残っていて製品の奥まで落ちていないような場合には、温度や処理時間の条件の見直しが必要になります。

熱処理後の砂の残り具合を弊社で確認してから出荷するのかどうかについても打合せをさせていただいています。

お客様によっては、弊社で確認をして出荷をしています。また、砂焼き後にT6処理を行う場合もあります。

アルミニウムの熱処理でご質問などがございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。宜しくお願いします。