2019.09.25
ISO14001認証取得へ向けて
以前もお伝えしましたが、ISO14001の認証取得へ向けての準備が、ほぼ整いました。
対象はアルミニウムの熱処理と、矯正ですが、それに関連する作業も含まれます。熱処理に関しては、現状はアルミニウム以外にもマグネシウム、ガラス、プラスチック、コンクリートなどがあります。基本的には「熱を加えることにより付加価値をつける」ということですので、素材はアルミニウムに限定はしておりません。
環境への取組みの主なものは、加熱するときに使用している電気の使用量の削減です。
また、ゴミを分別するだけでなく、積極的にリサイクルを行っていくようにしていますので、それも審査をしていただきます。
配送も自社トラックを使っていますので、急発進をさけた乗り方や配送ルートの見直しも環境活動の取組みという位置づけにしました。
アルミ熱処理に関しては、製品によっては短時間の熱処理で納期が早まる場合がありますので、その提案もさせていただいています。
特に、焼鈍(焼きなまし)のときにゆっくりと炉冷しなくても柔らかくなる場合には、それも提案させていただいていますが、環境への取組みという観点から考えてみると良いことですので推進していこうと思います。
2年ほど前から社内の不用品を捨て、毎朝30分の時間は全員で掃除をして環境改善に努めています。
審査は来月に1次審査があります。
エコアクション21を取得していますので環境活動は続いている状況ですが、さらに精進していこうと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
2019.09.18
ISO9001の認証機関の変更について
ISO9001の認証機関を変更いたしました。
新しい認証機関は、
JIA-QAセンター(日本ガス機器検査協会)様になります。
以前の認証機関はとてもやりやすく色々とスムーズだったのですが、知人からの紹介でこちらに変更することといたしました。
弊社は現在、ISO14001の認証取得に向けての活動を行っていますが、まずはすでに取得しているISO9001の認証の変更を行いました。
弊社はISO9001は2006年3月14日に取得しています。当時と比べると、現在の規格は色々と変わっています。
大きな特徴としては、「なんでも紙に記録しなければならない」ということも無くなりましたし、「手順書をすべて詳細に作らなければならない」ということもなくなりました。これは、ある程度の手順を決めておいて、出来栄えについて文書にすることが難しいものは「力量」という評価体制ができるようになりました。
例えば、仕上げのやり方、スムーズさ、作業するときにコストを気にしているか、安全に気をつけているか、雨の日や晴れの日で作業が違うか、その場合には温度や湿度の基準があるか、など文書に全部を網羅するのはさすがに無理な場合には「上司が、この人が関わったものは出荷しても大丈夫」というお墨付きを与えれば良いということで現実的になっていると思います。
また、2015年版では「リスクと機会」という考え方が入りました。それ以前は「コストダウン」については触れられていなかったので特に気にしないでも良かったのですが、実際の製造業の現場はどちらかというと「コストダウン」は重要です。
そんな中で、「リスクと機会」として他社との競合や販売チャンスなどを考えながら「コストダウン」もしっかり考えていくシステムになっているので全体的に一貫思想になった気がします。
そんな中、弊社はエコアクション21の認証は受けているのですが、ISO14001を取得するとISO9001との連携が強まるために管理もスムーズではないかと思い、審査を受けることにしました。
ISO9001と同時に審査を受けると費用も多少は安くなりますので、日程をそれに合わせて最初の審査を受ける予定です。
アルミニウムの熱処理や、ISO関連のご質問等もございましたら、いつでもお気軽にご連絡をいただければと思います。
よろしくお願いいたします。
2019.09.11
自社便のトラックについて
弊社では、納品・引取りは自社のトラックで行っております。
軽トラック・2トン・3トン・4トン・6トン車がありますので、製品の数量・重量に合わせてお伺いいたします。
3トン・4トン・6トンはウイング車です。
自社便の便利なところは、お客様のご都合にあわせて配送にお伺い出来ることです。
雨の日にはアルミニウム製品が濡れないように充分に気をつけながら積み降ろしを行います。
早朝・深夜・土日・祝日等の納品・引取りについてはお気軽に相談をしていただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2019.09.04
アルミニウム熱処理のご相談について
おかげ様でここのところ、たくさんのお客様からお問合せをいただいております。御見積依頼などが多いのですが、アルミニウム熱処理についてのご相談もあります。
例えば、「自社で熱処理を行っているが、歪みが出てしまう。どのように熱処理を行えば歪みにくいか」
「矯正作業とは、どのタイミングでどのような事をするのか」
「他社様で熱処理を頼んでいるが納期が遅いので、アルミエースに頼んだ場合、納期はどのくらいか」など様々です。
先日も、ホームページを見てお問合せをいただいたお客様がいました。処理条件や製品の大きさや材質などを確認した所、弊社で熱処理が可能でした。ただ、製品の厚さがかなり薄い板材だった為、水冷(焼入れ)をした際に製品が歪んでしまう可能性がある為、小さなサイズでテストをして製品を確認してみたらどうかと伝えました。お客様は、「数社に同じ問合せをしたが、そこまで話を聞いてくれなくて困っていた。今後の為にも、ぜひ、テストをしてみたい。」と言っていただきました。
製品によっては、実際に熱処理を行ってみないと歪みなどわからない製品もあります。今までのアルミニウム熱処理の経験や知識など、少しでもお客様のお役に立てればと思っております。
アルミニウム熱処理について、どんな事でもお気軽にお問合せいただければ幸いです。宜しくお願い致します。