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社内の研修、勉強会について

2020.04.29
社内の研修、勉強会について

社内では、アルミニウムの熱処理に関する勉強会を以前から行っています。

それについては色々な資料や過去の経験、素材ごとの特性などの確認を行います。

また、トヨタ方式と呼ばれる「コストダウン」については、参考書を元に各自で発表し、それについてコメントするなどの勉強会の時間があります。

社内では「ワークショップ」と呼んでいますが、毎週1回、約30分ですが全員参加で行います。

ISO9001、ISO14001など、他の打ち合わせや勉強会については、それとは別に必要に応じて集まっています。

マネジメントレビューに関しては、ISO9001は毎月1回、ISO14001は年に1回となっています。

朝礼、終礼と、少しずつですがミーティングを行い、情報共有を行うこともしております。

勉強会については、自分で考えて発表することで、より深く学ぶこともできます。また、お互いに品質やコストダウンについて考えているという確認にもなります。

成長・進歩をすることは個人にとって楽しいことですし、会社全体にも良いことです。

とても効果があると感じていますので、今後も続けていきます。’

2020.04.22
看板を新しくしました

 

先日、色が薄くなってしまった事務所の入り口の看板と工場の看板を新しくしました。

工場の看板には、ISO9001と新たに昨年審査を受けたISO14001を追加いたしました。

弊社では、日頃より品質の維持と向上を意識しながら作業を行っておりますが、このような機会にもう1度品質への取り組み方や、安全に関する考え方を見直していこうと思います。

また環境の面でも、省エネルギー化・産業廃棄物の削減などにスタッフ全員で取り組んでいきます。

よろしくお願いいたします。

 

2020.04.15
ゴールデンウィークの営業日について

弊社のお休みの予定は、5月3日(日)~5月6日(水)になります。4月29日(水)~5月2日(土)は営業の予定になっておりますが、水槽掃除や設備のメンテナンス等を予定しております。また、仕事量によっては、早上がりやお休みになる場合がございます。

お急ぎのアルミニウム熱処理のご依頼がございましたら、早めにご連絡をいただければ対応させていただきます。水槽掃除を予定しておりますので、焼入れが出来なくなってしまうので、できれば早めにご連絡をいただければ幸いです。

休み期間中の納品・引取りにつきましても、ご要望などがございましたらお気軽にお問合せをいただければと思います。運送業者様もお休みになってしまう為、発送が出来ない場合もございますが、宅急便での発送は出来ますので、ご連絡をいただければ幸いです。

宜しくお願い致します。

 

2020.04.08
ISO14001の認証を取得いたしました。

昨年審査を受けたISO14001ですが、無事に認証を取得することが出来ました。

登録日は2020年2月12日となります。

登録証が届き、事務所に掲示いたしました。

認証機関はJIA-QAセンターです。

また、合わせてISO9001も同じ審査期間にしました。

これにより審査の手続きなどがスムーズになります。規格の中で共通する項目もありますので、同時に審査を受けると効率が良くなります。

ISO9001の登録証はこちらです。

いくつかの軽微な指摘がありましたので、それらを修正して継続していきます。

今後ともよろしくお願いいたします。

2020.04.01
実態(実体)測定を行う理由について

アルミニウムの熱処理は、温められた空気の中にアルミ製品を入れて加熱を行います。

炉の中の温度は、熱電対(ねつでんつい)と呼ばれる温度計を差し込んで測定しています。

その測定された温度は、炉の中の空気の温度になります。

そこにアルミニウム製品を入れて加熱するわけですが、炉内の空気の温度と実際のアルミニウム製品とは温度の差があります。

これは、たとえば沸騰したお湯の中に豆腐を入れてしばらくして取り出しても豆腐の中は冷たい状態になっているのと同様です。

豆腐は熱いお湯の中で温まっていくのですが、内部まで温度が上がるには時間がかかります。

このときに、どのような温度の状況になっているのかを測るために実態(実体)測定というものを行います。

豆腐の場合には単純に豆腐の中心に温度計をさして測定します。

アルミニウムの熱処理の場合には、アルミニウム製品の中心までは測定する必要はないのですが、ある程度の深さの穴をあけて、そこに熱電対の素線を入れて測定します。

そして、数百個を同時に熱処理する場合には炉の中の10か所ぐらいに熱電対の素線をさした製品を入れて温度分布も測定します。

実際に実態(実体)測定を行うと、周囲の空気の温度が先に上昇し、製品の温度は後から上がっていくことが確認できます。

そうやって炉内の温度を測定し、最適な熱処理の温度と時間、そして炉内への製品の入れ方などを考えて熱処理を行うのが実態(実体)測定の目的です。

厳密な仕様で無い場合には、だいたいの経験で温度や時間の設定を行っています。また、その場合には多少の余裕も見ています。

アルミニウムの熱処理に関するご質問等はいつでも受けておりますので、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。