2022.09.28
アルミ熱処理の製品について
アルミニウムの熱処理を行うときに、変形についてよくお問い合わせがあります。
溶体化処理の時に、鋳物は変形が出やすくなります。鋳造品については、形状によりますが、変形が少ない場合がほとんどです。
形状によりますが、厚みが薄い場合には、変形することが多くなります。
熱処理をする時の製品の置き方ですが、板状の場合には、縦置きにすると変形が少なくなると言われています。
実際に熱処理を行ってみないとわからないこともあるので、置き方を工夫して変形が最小限になるようにしています。
熱処理後に切削の工程があって、多少変形しても大丈夫な場合は良いのですが、切削をしない場合は変形をしない置き方を探すために、事前にご相談させていただければと思います。
溶体化処理後にハンマー等で叩いて修正する矯正作業も行うことが可能ですので、それについてもご相談させていただければと思います。
アルミ熱処理について、何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
2022.09.21
硬さ試験機の実演の動画を作成しました。
硬さ試験機の実演の動画を作成しました。
弊社ではブリネル式とロックウェル式を使用しています。
どのように測定するのかを、硬さ試験片を使って実演しました。
参考になりましたら幸いです。
アルミニウムの熱処理に関するご質問等がございましたら、お気軽にご連絡をいただければと思います。
よろしくお願い致します。
2022.09.14
温度記録(チャート紙)について
弊社では、お客様の要望に応じてアルミ熱処理作業データを作成しております。
お客様ごとの熱処理管理シートがあり、日時・作業者・温度・時間・硬さなどを記録しています。
熱処理の温度と時間については温度記録紙に記録されます。
通常は、上・中・下の3点測定です。
熱処理終了後に炉から出す際、温度と処理時間を確認してから炉から出しています。
昇温時間がどのくらいかかったなどをチャート紙で確認する事も可能です。
お客様によってはチャート紙の原本、又はコピーも提出しております。
また、熱処理作業時に使用する、熱処理管理シートのコピーを提出することも可能です。
アルミニウムの熱処理に関するご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
2022.09.07
防災訓練を行いました。
9月1日は防災の日です。
弊社でも、ISO14001の8.2「緊急事態の準備及び対応」に基づき、毎年9月1日を防災訓練としております。
弊社での緊急事態の想定として、①火災 ②交通事故 ③油類の漏洩 ④熱処理炉の故障です。弊社で使用している熱処理炉は電気炉なので火は使用しておりません。しかし、漏電や治具の修理などで溶接作業を行うので、スタッフ全員で消火器の使い方や避難路の再確認を行いました。
弊社では近隣のお客様に毎日、6t車・4t車で納品・引取に伺っております。また、スタッフ全員、車で通勤しております。交通事故に遭わないよう、ルールを守るように再指導を行いました。
10月にISO9001・14001の定期継続審査を控えております。これからも、品質や安全を向上させ、お客様に喜んでいただけるように訓練・教育を行っていきます。
先日、工場内に「パッケージ型消火設備」を設置しました。
アルミニウム熱処理で、困っている・相談したい・見積書だけ欲しい。など、どんな事でもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。