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矯正作業について

2024.02.28
矯正作業について

アルミニウムの熱処理で矯正作業が必要な製品があります。ここ数日、矯正作業が続いています。

矯正とは、熱処理を行った際に発生する変形や鋳造した時の反りを修正し正常な寸法に戻す事です。

歪取り・くるい取りなどと呼ばれる事もあります。

熱処理による変形や歪みは、溶体化処理の水冷時に発生する事が多いので水冷後に矯正を行います。

溶体化処理後は、硬さがまだ柔らかめなので、そのタイミングで矯正作業を行うとスムーズに出来ます。

やり方は、定盤の上で、製品のガタツキや捻じれ等などを確認しながら、ハンマーや油圧機器で正常な寸法に直していきます。

弊社では、水冷後4時間以内に矯正作業を終わらせるように作業予定を立てております。

それ以上に時間が経過すると、製品の硬さが増して修正がやりにくくなったり、割れてしまう事があるためです。

小さな製品から、大きな製品まで、矯正作業をさせていただいておりますので、ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

(記事作成 横田)

2024.02.21
工程監査について

弊社では、様々なお客様のアルミニウムの熱処理を行っておりますので、色々なお客様が工程監査に来社されます。

先月も新規のお客様による工程監査が行われました。事前にお預かりしていた事前調査の資料に基づき、進める事が出来ました。

弊社の書類はお客様から見たら、

「もう少し細かくきちんと説明した方がいいのでは。」

「もっと文章を付け加えた方がいいのでは。」などと思われるかもしれません。

弊社では不要な項目などの無いシンプルな書類を作成するようにしています。

文章が長々と書いてあっても現場作業を行いながらでは読まなくなってしまいます。

掲示物も同じです。たくさん掲示物があっても見なくなってしまいます。社長の承認の無い書類は使えませんし、掲示も出来ません。

特に現場では、見てすぐにわかる事が重要ですので、そのための工夫も行っております。

監査につきまして、ISOに基づいた監査や各会社の規定に基づいた工程監査など色々なものがありますが、いつでもご相談をいただければと思います。

また、監査とまでいかなくても、工場見学やちょっと熱処理について話を聞きたいなどという場合もご相談いただけれ幸いです。

アルミニウムの熱処理など何かお困りの事がございましたらいつでもご連絡をいただければ幸いです。

宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)

 

 

2024.02.14
ADC12のアニール処理

最近ADC12の素材で出来ている製品などのお問合せが数件ありましたので、アニール処理について説明させて頂きます。

アニール処理とは、「歪み取り」、「安定化処理」、「応力除去」、と言われています。

200℃以上の環境で使用する製品の場合、変形してくるう事があるために事前に熱処理を行います。

切削加工などを行う場合は加工前に応力除去をする事がよろしいようです。

アニール処理には、硬さを低下させない応力除去と、

硬さを低下させる焼鈍などがあります。

弊社でお客様から依頼をいただいた時には、指定の温度条件があるかどうかをお聞きして、

もし指定が無いようでしたら使用目的をお聞きして最適な温度条件で熱処理を行います。

熱処理のことで、質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。

宜しくお願い致します。

(記事作成 丸山)

2024.02.06
適格請求書発行事業者登録番号のお知らせ

 

適格請求書発行事業者登録番号のお知らせを致します。

アルミエース株式会社は、2023年10月より施行された適格請求書等保存方式 (インボイス制度) について、下記のとおり適格請求書発行事業者の登録を完了しております。

T1011401000446

会社概要ページに掲載しておりますが、改めてご報告をさせていただきます。

会社概要ページはこちらです。
https://www.al-ace.co.jp/company/

今後ともよろしくお願い致します。