2016.10.05
大型アルミ鋳物の熱処理につて
弊社ではアルミニウムの熱処理を専門に行なっています。使用しているのは電気式のバッチ炉です。
現在、第一工場に11台、第二工場に6台の熱処理炉の設備があります。
その中で最大の炉は、有効寸法が巾2,000×高さ1,500×長さ3,500mmのものです。
処理できる製品重量は、T6の場合治具を使用しますのでクレーンの関係上2トンまでとなりますが、T5処理ではもう少し多くの処理が可能です。
また大型鋳物(特に板状のもの)をT6処理した際の変形につきましても、巾1,500×長さ3,000mmの定盤がありますので矯正作業を行うことが可能です。
矯正作業では自社製の油圧機器がありますので、ハンマーで叩くだけでは難しい矯正作業もスムーズに行う事が出来ます。
製品の変形につきましては、事前に打合せをさせていただきまして、最適な熱処理を行なっています。
アルミ熱処理に関してのご要望等がありましたらお気軽にご相談をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。