2019.06.19
製品の硬さ測定が困難な場合について
アルミニウムの熱処理を行った後、決められた方法(熱処理管理シート)で行われたかを確認し、詰め方・温度・時間が正しければ通常製品は合格となります。
そして、硬さを測定し最終的な合否判断を行うのですが、製品の形状によっては硬さの測定が困難な場合があります。
例えば、板状で1~2㎜程度の厚さのものや、パイプ形状のもの小さなネジの様な部品です。
その場合には、同じ材質のブロック状のアルミニウムを一緒に熱処理して、それを測定用サンプルとする方法や、製品を切断して測定しやすい形状にする方法などがあります。
どちらも、だいたい製品を測定した場合と同じような測定結果になるようです。
アルミニウムの熱処理についてのご質問がございましたら、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。