2025.04.23
様々な製品の熱処理
弊社では、おかげ様で毎日多くのお客様の様々なアルミニウム製品を様々な種類で熱処理をさせていただいております。
弊社は、約6~7割が自動車部品ですが、実際に熱処理を行っている私達にも何の部品なのかわからないアルミニウム製品も沢山あります。お客様に「完成した製品のここについている部品です。」などと教えていただき、驚く事も多いです。
以前、装蹄師のお客様から馬などの蹄(ひづめ)に付ける「蹄鉄」を硬くしてほしい。と熱処理のご相談をいただき、試作で「T6熱処理」「T4熱処理」をさせていただきました。T6熱処理した蹄鉄は叩く時に硬すぎてしまい、T4熱処理した蹄鉄が丁度いいという事で、それからT4熱処理をさせていただいております。形状的に熱処理後の硬さ測定が出来なかったのですが、装蹄師のお客様が長年の経験から叩いて判断されました。
これからも、多くのお客様の喜んでいただき、お役に立てるようにスキルアップを目指していきたいと思います。アルミニウム製品の熱処理のご相談などございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。
(記事作成 堀越)