2023.01.25
砂焼きの温度についての動画を公開しました。
アルミニウムの熱処理の中には、「砂焼き」というものがあります。
それは、鋳造した後に製品の中に残っている中子を取り除くためです。
以前のブログでは、だいたい400℃ぐらいと説明をしてきましたが、場合によってはもっと高い温度で熱処理をしないと残ってしまいます。
また、保持時間によっても変わってきます。
それらを含めて、動画で解説をしました。
よろしくお願い致します。
2023.01.18
お急ぎの熱処理依頼について
お客様から「急ぎで熱処理をして欲しい」という、ご連絡をいただく事があります。
弊社では、アルミニウムの熱処理は炉の予定を考えて、現場の作業予定表に記載し予定表通りに作業を進めていきます。
お急ぎの熱処理依頼をお受けした際は、早出、残業などで予定を調整し対応させていだだいております。
お客様の中には、定期の量産品で1か月先までの熱処理日程をいただいて場合もございます。
また、熱処理予定日よりも前に予定数より多く製品を送っていただける場合もあり、早めに熱処理を進める事が出来て予定が立てやすくなります。
熱処理を行う対象炉が空いていれば、すぐに処理をする事が可能ですがタイミング良く空いているケースは多くありませんので、事前にご連絡をいただければ大変助かります。
納期でお困りの際には、お気軽にご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2023.01.11
新年あけましておめでとうございます
新年明けましておめでとうございます。
昨年は色々とお世話になり、ありがとうございました。
2023年も引き続きアルミニウムの熱処理を行っていきます。
高品質の維持や、短納期などお客様に満足していただけるように社員一同、技術の向上も続けながらアルミ熱処理を行っていきたいと思いますので、より一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。
アルミ熱処理のご質問や、納期でのご相談もお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。
本年も宜しくお願い致します。
2022.12.21
様々なアルミニウム熱処理について
弊社では毎日、様々な材質・大きさ・種類のアルミニウム製品の熱処理を行っております。
先日、「海外で熱処理をして溶接や塗装もして、後は組立てという製品を組立てたら、変形して亀裂が入ってしまった。硬さ測定をしたら、硬さが軟らかい。どうしていいかわからずに困っているので、何とかなりませんか」と新規A社様からお問合せをいただきました。
熱処理後に溶接をした場合、溶接の熱で製品が軟らかくなってしまう場合があります。その事をA社様に伝え、T6処理を行いました。硬さは硬くなりクリアしましたが綺麗な塗装はT6処理の高温で焼けてしまいました。A社様が検討した結果、「熱処理・溶接・塗装をやり直そうと思う」と連絡をいただき、「溶接をやり直すのに塗装があるとやりにくいので、塗装を剥がす為に熱処理してほしい」と言われました。塗装を剥がすと言うより焼いてしまう処理です。
弊社は、毎日アルミニウム熱処理を行っていますが、塗装を剥がす(焼く)という熱処理は経験がありませんでした。そこで低い温度から徐々に温度を上げていく試験を行いました。まだ試験途中ですが、少しでもお客様の役に立ち、満足していただけるようにスキルアップし、色々な事に挑戦していきたいと思います。
アルミニウム熱処理以外の事でも、困っている事などございましたらお気軽にご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。
2022.12.14
熱処理作業の立ち合いや工場見学について
アルミニウムの熱処理のご依頼を受けてから、お客様からのご要望で「熱処理をするところを見てみたい」等のご要望をいただく事があります。
最近ですと、「溶体化処理終了の際の水冷作業がみてみたい」「実態作業はどのようにして行われるのか見てみたい」「矯正作業を見てみたい」などをよく聞きます。
その場合には熱処理を行う日程について打ち合わせを行い、時間と日時を決めて作業をしております。
また、水冷作業や矯正作業の場合には、溶体化処理の直後に行うため、お客様の来社される時間に合わせて炉から出る様に予定を立てます。
治具への詰め替え作業や、硬さ測定などに関しても、作業を行う時間を予め決めて作業を行います。
初物の製品でない物でも実際の熱処理作業、または工場見学などもお気軽にご連絡いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。