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群馬県邑楽郡
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専用治具について

2025.01.22
専用治具について

弊社でアルミニウムの熱処理を行うときには、専用のバスケットを使います。

その中に、お客様からお預かりしたアルミ製品を並べて、それから熱処理を行います。

熱処理が終わると、バスケットの中から製品を取り出してから梱包して出荷しています。

その専用バスケットですが、アルミ製品の形状によっては数量があまり入らない場合があります。

円柱と立方体の2種類ですが、専用治具を作って並べたほうが数量を多く入れられるようなときには専用治具を製作する場合があります。

また、熱処理時の高温による変形や荷重がかかる場合の変形を防止するときにも専用治具を使ったりしています。

専用治具はお客様持ち込みの場合もありますし、弊社の社内で製作することもあります。

いずれにせよ、コストがかかることになりますので、量産の場合や費用をかけられるような試作品の熱処理を行うときがほとんどです。

簡単な溶接で作れるようなものにつきましては、それほど費用はかからずに製作することも出来ますので、ご相談いただければ幸いです。

熱処理治具のこと以外でも、アルミニウムの熱処理に関してのご質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければと思います。

(記事作成:森)

2025.01.15
熱処理による、変形について

アルミニウムの熱処理で、溶体化処理後に変形することがあります。

高温から急冷すると目に見える形で変形する場合もございます。

「歪取り」と言われるアニール処理やT5処理などの場合にも変形が起こりますが、それは目で見てもわからないレベルの場合が多いです。

製品の形状にもよりますが、2000系・6000系・7000系は変形は少ないのですが、板状で厚みが薄いと変形が起こりやすくなります。

変形を防止するために、鉄板で挟んで熱処理をおこなう事もありますが、鉄板を外すと変形しています。

熱処理による加熱で変形する場合もございますが、主に急冷するとき変形してしまいます。

変形を抑える為に、冷却のスピードを遅くすると変形は少なくなりますが、硬度が低くなってしまうため、薄い板状の製品の熱処理は色々と工夫が必要になります。

熱処理後の加工によっては、多少の変形は大丈夫なときもありますが、最近は加工しろの少ない製品が増えています。

アルミニウムの熱処理について、ご不明な点などございましたらお気軽にご連絡いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

(記事作成 横田)

2025.01.08
本年も宜しくお願い致します。

明けましておめでとうございます。

昨年は、色々と本当にお世話になりました。たくさんのお客様からお問合せをいただき、様々なアルミニウム製品をたくさん熱処理させていただき、本当に感謝しております。

今年も技術の向上も続けながら、アルミニウムの熱処理だけではなく、矯正作業や短納期など、高品質を維持し、今まで以上にお客様に満足していただき、「熱処理はアルミエースに!」と思っていただけるようにスタッフ一同努めてまいります。

アルミニウムの熱処理についてお困りな事やご質問などございましたらいつでもご連絡をいただければ幸いです。また、実際にアルミニウムの熱処理を見てみたいなどございましたら、いつでも工場見学が出来ますので、ご連絡いただければ幸いです。

本年も宜しくお願い致します。

(記事作成 堀越)

2024.12.25
アルミ熱処理の無料相談について

最近は、おかげさまで問い合わせが増えています。

「自社で熱処理を行っているが、うまくいかないので教えてほしい」という相談をいただくことがあります。

また、「他の会社にアルミニウムの熱処理を依頼しているが、少し聞きたい」ということもあります。

メールや電話の他、製品を持って直接来社される方もいらっしゃいます。

アルミニウムの熱処理は材質によって温度条件が変わったり、炉内への入れ方のコツなどがあります。

ちょっとしたことで熱処理で得られる効果が変わったりしますので、問題解決のお手伝いが出来ればと思います。

特に弊社に注文を出すということではなくても、困っている事があれば無料でお答えさせていただいております。

弊社としても、技術的な勉強になりますし、アルミニウムの製品を増やしていくお手伝いにもなれると思います。

あるいは、アルミニウムの熱処理に興味がある方の工場見学も歓迎しています。

何かございましたら、お気軽にお問い合わせをいただければ幸いです。

よろしくお願い致します。

(記事作成:森)

 

2024.12.18
再熱処理について

最近「再熱処理」についてのお問い合わせを受けます。

再熱処理は、主にT6処理についてです。

T6処理とは、約450~530℃ぐらいで溶体化処理した後に急冷(水冷)して、その後人工時効硬化処理をおこないます。

お問い合わせで多いのはT6処理がしてある材料を購入したが、加工がやりづらいのでT4処理をして欲しいや、T6処理を2回やるとどうなるか等です。

経験的には、2回T6処理をおこなうと表面の色が少し黒っぽくなりますが、硬さはほぼ同じ位です。

3回目以降はさらに黒っぽく変色して硬さも少しずつ低下していきます。

熱処理条件を決める際に炉内の温度分布を測定する為に、同じ製品を何度も熱処理することがありますが、製品の色がどんどん黒くなっていきます。

硬さが低下していく理由は、何度も熱を加える事で、マグネシウムの成分が抜けてしまうと言われております。

他には、T6処理後に焼きなましをして柔らかくなった製品を、再度T6処理したらどうなるのかというご質問もありますが、その場合にも硬くなります。

アルミニウムに関する、ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ頂ければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

(記事作成 横田)