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アルミニウム以外の熱処理について

2022.02.09
アルミニウム以外の熱処理について

弊社ではアルミニウムの熱処理を専門におこなっておりますが、アルミニウム以外の熱処理のご依頼を受けることがあります。

弊社の電気炉設備は、だいたい550℃位まで温度を上げて保持することが出来ますので、その条件に合う素材であれば熱処理は可能です。

例として、コンクリート、ビニール、ガラス等の熱処理のご依頼もお受けいたしました。

製品の加熱試験として使用されたり、お客様の設備が点検、修理中の為炉を使用させて欲しいなどのご依頼もあります。

電気炉の中に、どのように製品を並べるかの相談をさせていただき、実体試験を行うかどうかなどについて事前に打ち合わせをさせていただいております。

また、お客様が来社され製品を熱処理治具にセットする作業に立ち会われたりすることもあります。

アルミニウムに関しても特殊な配合の合金の熱処理をすることもあります。

その場合には、指定の温度と保持時間があればご依頼通りに熱処理を行います。

素材に熱を加える、という要望がありましたらお気軽にご連絡を頂ければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

2022.01.26
ADC12のアニール

みなさんこんにちは、先日ニュースでアルミニウムが、世界的に高騰していると言っていました。

一般家庭でもアルミホイルや、鍋など生活必需品なども値上がりするようです。

工業製品なども世界的にEV(電気自動車)化への流れにあり、EV車は重いバッテリーを積んでいるため

車体を軽くするためにアルミを使う動きがあり、アルミの需要がたくさんあるために奪い合い価格が高騰しているの一因でもあるようです。

 

そんな事もあり、最近はアルミニウム製品の需要も増えています。

最近ではADC12の素材で出来ている製品などのお問い合せが数件ありました。

 

アニール処理とは「歪取り」、「安定化処理」、「応力除去」、と言われているものです。

200℃以上の環境で使用する場合変形して狂うことがあるために事前に熱処理を行います。

切削加工などを行う場合は加工前に応力除去をすることがよろしいようです。

アニール処理には硬さを低下させない単なる応力除去と、

硬さを低下させる「焼鈍」などと言われるアニール処理もございます。

弊社で、お客様から依頼をいただいた時には、指定の温度があるかどうかをお聞きして、

もし無いようでしたら使用目的をお聞きして最適な温度で熱処理を行っております。

 

2022.01.19
毎日の清掃活動について

弊社では、毎日11時から社長・スタッフ全員で20分間社内の掃除を行っております。作業の都合などで時間を変更する場合がありますが、毎日行っております。

それまでは、事務所・トイレ掃除は事務員さん。工場内はスタッフが行っておりましたが、社長も含めてトイレ掃除は交代制にし、月曜日~金曜日までは掃除の場所を決めて、くじを引いた場所の掃除を行っております。

最初は、掃除機・ほうき・ちり取りしか無かったのですが、全員で掃除を行うようになり、掃除道具などの改善提案が多くなり、掃除道具も少しずつ増えてきました。今では、人数分のハンディモップやスプレーなどがあります。熱処理炉の油汚れなどは、ペイパーを使用したりしています。手動の手押し式スイーパーも購入いたしました。先日、工場見学に伺った鐵建様にアドバイスをいただき、自動ではなく手動にいたしました。弊社のある群馬県は「からっ風」で有名です。入口のシャッターを開けておくと、落ち葉などが入ってきてしまいます。スイーパーを使用するようになり、落ち葉やアルミ片などの掃き掃除がとても楽になりました。

会社の中が綺麗に片付き、安全に気持ち良く作業が出来ております。これからも、スタッフ全員で継続して行っていきたいと思います。

アルミニウム熱処理や矯正作業などでお困りの事がございましたら、いつでもご連絡をいただければ幸いです。宜しくお願い致します。

2022.01.12
今年もよろしくお願い致します

新年 あけましておめでとうございます。

昨年は、色々とお世話になり、ありがとうございました。

今年も皆様のお役に立てるように社員一同、技術の向上も続けながらアルミ熱処理を行って行きたいと思います。

アルミ熱処理でのご質問や、納期でのご相談もお気軽にお問合せいただければ幸いです。

アルミ熱処理加工だけでなく、矯正作業や短納期でのお仕事など、高品質を維持し、お客様に満足していただけるように努めてまいりますので、より一層のご支援、お引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

本年も宜しくお願い致します。

 

2021.12.29
治具の点検

アルミニウムの熱処理を行うときには、お客様からお預かりした製品を炉に入れるのですが、そのときには鉄やステンレスのバスケット(カゴ)に詰め替えています。

そして、そのバスケットに製品を入れた状態で電気炉の中に入れて加熱します。

このバスケットは、使用しているうちに溶接部分に亀裂が入ったり、網のところが破けたりします。

そのため、定期定期にチェックをして補修しています。

通常業務の中で、使用するときには目視で確認をしていますが、破損が大きくならないうちに補修作業を行うことが出来るように定期的なメンテナンスを行っています。

使用頻度が異なりますので、治具ごとに点検周期を決めています。

お客様の製品を詰め替えてから破損が見つかると作業を中断することになって予定通りに進みませんので、予め点検する計画を立てています。

それにより、いつも安全な環境で作業をすることが出来ています。

熱処理作業を行う上で、工場内の安全な環境を維持するように努めています。

アルミニウムの熱処理に関するお問い合わせは随時受け付けていますので、どんなことでもお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。