2021.10.13
少量の熱処理も行なっております。
弊社では、量産品以外にも熱処理依頼があれば1個や2個ぐらいのアルミニウム製品の熱処理を行なっております。
温度条件にもよりますが、午前中にお問い合わせをいただき午後に持ち込まれて、そのままT6処理を行なって翌日に引取りに来ていただくこともあります。
弊社の熱処理炉はバッチ式と呼ばれるもので、鉄やステンレスで製作したバスケットに製品を入れて処理を行ないます。
1回の熱処理は、そのバスケットに入る量になります。
もし、数量が少ない場合には空間が大きくなり炉内の空気を温めることになるのでもったいないですが、1個でも熱処理が可能です。
また、納期が短い場合には1個だけで熱処理を行ないますが、2~3週間の余裕をいただければ同じ温度条件のアルミ製品があれば一緒に熱処理をすることができますので、コストも安く抑えられます。
アルミ熱処理に関して、ご質問等がございましたらいつでもお気軽にご連絡をいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2021.10.06
アニール処理の試作品テストについて
弊社では今、長野県上田市にある笠原工業株式会社様のアニール処理の試作品のテストを行っております。
製品は、お見せ出来ませんが、A5086材の約Φ100mmのとても薄い製品です。「加工後に歪みが出てしまう為、熱処理で歪みを直し平面度を出したい。」とご相談をいただきました。これまでに「製品を治具にのせて熱処理を行う」「弊社にある定盤で製品を挟んで熱処理を行う」など数パターンの処理方法を行いました。お客様が要求する平面度にあと一歩という結果になりましたが、治具について相談をし、笠原工業株式会社様が平面度を出した石英ガラスの治具を作成してくださいました。元々、笠原工業株式会社様はガラス製品を扱っていたそうです。900~1000℃までの耐熱出来るとの事でした。
弊社では、ガラスの治具を使用し熱処理を行うことは初めてです。そのガラスの治具に製品を挟み、その上に弊社にある定盤をのせて熱処理を行いました。結果はまだわかりませんが、とても楽しみです。
アルミニウム熱処理などで何かございましたらいつでもお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。宜しくお願い致します。
2021.09.29
花壇の花を植え替えました。
先日、事務所の前の花壇の植え替えを行いました。弊社では、年2回ほど季節に応じて旬の花に植え替えをしています。今回は2回目になり、前回のポーチュラカからマリーゴールドへ植え替えをしました。とても可愛い花が50個ほど生き生きと咲いています。
最近の流行歌の題名にもなっていますが、「麦わら帽子の姿が揺れるマリーゴールドのよう・・・」と、鼻歌を歌いながら植え替えをする姿が想像できます。前回のひまわりもたくさん種ができていましたので、また来年も咲くのを楽しみにしています。
またもう一つの花壇にはバラ、ユリ、みかんなどが植えています。こちらは無農薬栽培をしていますので、少々雑草があ伸びていますが、あえて高刈りにして、根本を刈り取らずに、増えたり広がったりしてしまうのを抑制します。また広葉雑草を残すことで、他の雑草に日光があたらず影になり芽を出しにくくします。
美味しそうな、ミカンがなっていました。熟したら試食させてもらおうかと思います。
弊社はアルミ熱処理の専門業者です。アルミの熱処理についてのご質問などございましたら、お気軽に問い合わせ下さいませ。宜しくお願い致します。
2021.09.22
防災訓練について
9月1日は防災の日。
アルミ熱処理の仕事をしていく上でISO14001の規格を取り、その中にあります、8.2緊急事態の準備及び対応に基づき、9月1日を定期訓練の日としています。
スタッフ全員で消化器の使い方や、避難時の再確認、油類の漏洩の再確認をし、非常事態に備え、緊急連絡先の表示も再確認して、対策も取れるように整備しました。
その他に、交通事故の注意、安全朝礼をして毎日の事故防止もしています。
規格の中で、火災、交通事故その他環境に悪影響をもたらす緊急事態の発生の予防を図り、また発生時には適切かつ迅速な対応をする、そのために訓練をとりいれ、活動しています。
毎日行っている5Sで、設備の整備といった予防にもなり、訓練へとつながっています。
10月にはISO14001、9001共に定期継続審査も控えています。
品質と安全を向上させ、ISO規格の内容をよりよく深めて理解するために、訓練、教育をしていきたいと思います。
2021.09.15
YouTubeに動画をアップしました。
アルミニウムの熱処理をするときに、機械加工をするのは熱処理の前がいいのか後がいいのかと聞かれることがありますので、動画を作りました。